どうも、こんにちは。あやともです。
今回は「どうしたら強いデッキが作れるの?」「自分で組むのは難しくて困っている」という人に向けて、誰でもゼロからデッキが作れるようになる最強の方法を紹介しようと思います。
「ポケモンとトレーナーズとエネルギーはこのくらいの比率で入れると良いですよ」などという曖昧な説明をするつもりはありません。
※今から紹介するデッキの組み方は、あくまで私のオススメの組み方ということをご了承頂いた上で、参考にして頂ければ幸いです。
デッキの全てのカードの採用理由を答えられるようになろう
私は「なぜ、このカードを採用したのか?」という問いに対して答えられるかどうかが、強いプレイヤーと中々勝てないプレイヤーの大きな差の一つだと思っています。
強いプレイヤー達は、何となくでカードを採用しておらず、デッキの全てのカードの採用理由を答えられるのです。
さらに、採用している枚数の理由まで答えられる人までいます。
カードの採用理由を答えられるようになると、間違いなくカードゲーム初心者ではなくなるでしょう。
最強のデッキの組み方
では、カードの採用理由を答えられるようになるデッキの組み方を紹介していきます。
今回は参考例を出して説明しています。
1.メインアタッカーとなる使いたいポケモンを決めよう
まずは、メインアタッカーとなるポケモンを決めましょう。
デッキの軸となり、基本的にはバトルさせてサイドを取るポケモンです。
今回、私は参考例としてピカチュウVMAXを選びました。
2.選んだポケモンの活かしたい要素を考えよう
ポケモンにはタイプ、技、特性などの要素があります。
選んだポケモンを構成している要素を考えてみましょう。
次に「特に活かしたい、重要視したい」と思った順に要素を並べてみてください。
最も活かしたいと思った要素によって、デッキの戦い方や立ち回り方が変わってきます。
参考例の場合、私が今回最も活かしたいのは技【キョダイボルテッカー】です。
その次に、雷タイプ、進化ポケモンという順でピカチュウVMAXの要素を活かそうと思います
3.選んだポケモンの要素と相性の良いカードを見つけよう
選んだメインアタッカーのポケモンの活かしたい要素が決まれば、その要素を活かすためにはどんな効果のカードが必要か考えて選んでみましょう。
選んだカードで「どのくらいポケモンを活かせるか」は「ポケモンとの相性の良さ」と言い換えることもできるでしょう。
これが、カードの採用理由になってくるのです。
もちろん、その要素を活かせるカードは複数あると思うので、これも「相性が良い」と思った順に並べてみましょう。
このように「相性の良さ」などで、順位をつけることで採用したい枚数を考える時の参考にすることもできます。
ちなみに、必要なカードを探す時はポケカの公式HPでカード検索で、沢山のカードを眺めるのがオススメです。
そうすることで、カードの知識も自然と増えていきます。
参考例の場合、まず活かしたいのは技【キョダイボルテッカー】です。
この技は最大で270ダメージを出すことができますが、エネルギーを全てトラッシュしなければいけません。
つまり、技【キョダイボルテッカー】をできるだけ多くの回数使おうと思うと、エネルギーを2個以上加速できる効果のカードが必要ということになります。
そこで、今回採用したのはサポートのローズです。
もちろん、採用理由はこのカードがトラッシュから基本エネルギーを2枚ポケモンVMAXに付けることができるからです。
その他にも技【キョダイボルテッカー】を活かし方はあります。
例えば、グッズのエレキパワーを採用することで、HP300・330ラインのポケモンVMAXを一撃で気絶させられます。
さらに、グッズのげんきのハチマキを採用することで、HP340ラインのポケモンVMAXも一撃で気絶させられるだけのダメージを出すことができます。
4.さらに選んだカードと相性の良いカードを見つけよう
メインアタッカーのポケモンと相性が良いカードが見つかれば、さらにそのカードと相性の良いカードも考えてみましょう。
もちろん、3で選んだカードに必要なカードが無い場合もあると思うので、その時は無理に見つけようとしなくても大丈夫です。
参考例の場合、3でサポートのローズを選びました。
ローズはトラッシュから基本エネルギーを2枚ポケモンVMAXに付けることができますが、その後手札を全てトラッシュしなければいけません。
手札が0枚になることは、カードゲームにおいてはとてもリスクが高いです。
つまり、手札が0枚の状態でも手札を補充できるカードが必要ということになります。
そこで、手札を全てトラッシュしてカードを4枚ドローできる特性【はやがけ】を持つゼブライカを採用しました。
採用理由はベンチにゼブライカがいればローズを使った後でも、4枚ドローすることができるからす。
また、サポートを使う権利は1ターンに一度なので、ローズと強力なサポートであるボスの指令を同時に使用することはできません。
つまり、サポート以外でボスの指令と似た効果を持つカードが必要です。
そこで、グッズのポケモンキャッチャーと特性【ひきよせのうず】を持つフィオネを採用しました。
5.採用したカードの枚数を調整しよう
3、4を何度か繰り返して採用したいカードが決まれば、枚数を調整して60枚に合わせましょう。
個人的には3、4で採用したいカードを決める時点で、何となくで良いので採用したい枚数も決めておくことがオススメです。
そうすることで、60枚に近い状態から枚数調整を始めることができます。
おそらく、60枚を超えていることがほとんどだと思うので、前述したように順位をつけた「相性の良さ」などを参考に60枚になるように枚数を減らしていきましょう。
もちろん、採用を諦めなければならないカードもあると思います。
また、実際にデッキを回してみて初手が安定するか、引きたいカードは安定して手札に持ってこれそうかなどを確認しながら、カードの枚数を調整するのも良いでしょう。
ピカチュウVMAXデッキ(参考例)
参考例として作成したピカチュウVMAXのデッキがこちらです。
まだまだ完成形ではありませんが、一応上記で説明していないカードの採用理由をいくつか紹介したいと思います。
ピカチュウV
技【じゅうでん】持ちのピカチュウVを採用しました。
理由は後攻1ターン目で技【じゅうでん】を使ってエネルギーを2枚加速することで、後攻2ターン目からピカチュウVMAXの技【キョダイボルテッカー】を使えるからです。
正直、4枚採用しても良いと思っています。
サンダー
技【アサルトサンダー】持ちのサンダーを採用しました。
理由はエレキパワーやげんきのハチマキと同じく、技【キョダイボルテッカー】で足りなかったダメージを補うためです。
また、バトルできるポケモンをピカチュウVMAXだけにするのを防ぐためでもありますが、別の雷ポケモンでも良いような気がします。
ワタシラガV
特性【ハッピーマッチ】持ちのワタシラガVを採用しました。
理由はこのデッキには手札をトラッシュするカードが多いので、ゲーム終盤にローズやボスの指令を再利用するためです。
しんかのおこう
進化ポケモンを山札から持ってこれるしんかのおこうを採用しました。
理由はこのデッキが理想的な動きするために、ピカチュウVMAXとゼブライカの進化ポケモンが必須だからです。
しかし、たねポケモンがいなければあまり意味がないので、たねポケモンをデッキから持ってこれるカードをもう少し採用しても良いかもしれません。
エレキチャージャー
コイントスで最大2枚のエレキパワーをトラッシュからデッキに戻せるエレキチャージャーを採用しました。
理由はワタシラガVと同じく、このデッキには手札をトラッシュするカードが多いので、仕方なしで使ったエレキパワーを再利用するためです。
ツールスクラッパ―
お互いの場のポケモンのどうぐを2枚までトラッシュできるツールスクラッパ―を採用しました。
理由は相手に大きなおまもりやムキムキパッドでHPを上げられることによって、技【キョダイボルテッカー】で一撃で気絶できないのを防ぐためです。
Uターンボード
逃げるためのエネルギーが1個減り、場からトラッシュされても手札に戻るUターンボードを採用しました。
理由はこのデッキには逃げるためのエネルギーが1個のポケモンが多いからです。
正直、ふうせんと迷いましたが、カプコケコ♢やフィオネの特性を使用した時に手札に戻ってくるUターンボードの方が相性が良いと思いました。
シロナ
手札を全て山札に戻して6枚ドローするシロナを採用しました。
理由はこのデッキには技【キョダイボルテッカー】を連発するためのローズやゼブライカなど必要なカードが多いので、できるだけそのようななカードをトラッシュせずにドローしたいからです。
スピード雷エネルギー
雷ポケモンに手札から付けた時に2枚ドローできるスピード雷エネルギーを採用しました。
理由はこのデッキは理想的な動きをするために必要なカードが多いので、できるだけドローしたいからです。
本当は4枚採用したいですが、カプコケコ♢の特性【せんじんのまい】活かしたいので、今回は3枚にしています。
まとめ
今回はゼロからデッキを作る時の考え方を紹介しました。
この他にも強い人のデッキレシピを参考にしながら組むなどの方法もあると思います。
ですが、個人的にはゼロから自分だけのデッキを作ることもカードゲームの醍醐味だと思うので、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。